株式会社マスクフジコー

新生活のスタートに気をつけたい「シックハウス症候群」

春の引越し

春は入学や就職、転勤など、新生活が始まる季節。新築マンションやリフォーム済みの物件に引っ越す方も多いでしょう。ピカピカの内装、清潔感のあるお部屋にワクワクしながら家具を選ぶ時間は、とても楽しいものです。

しかし、そうした新しい住まいには、見た目だけではわからない「空気の質」に関する問題が潜んでいることがあります。今回は、春の引越しシーズンにこそ気をつけたい「シックハウス症候群」について詳しくご紹介します。

シックハウス症候群とは?

「シックハウス症候群」は、住宅や建物の中に存在する化学物質が原因で、居住者の健康に影響を与える症状の総称です。建物だけでなく、家具からも発生している場合がありますので要注意です。頭痛、目の痛み、喉の違和感、めまい、吐き気、倦怠感、皮膚のかゆみなど、人によってさまざまな症状が現れます。中には日常生活に支障をきたすほどの重い症状に悩まされるケースもあります。

この症候群の主な原因とされているのは、以下のような揮発性有機化合物(VOC)です。

  • ホルムアルデヒド
  • トルエン
  • キシレン
  • ベンゼン など
シックハウス症候群

これらは建材、内装材、接着剤、防腐剤、家具などに含まれており、新築やリフォーム直後の住まいや、引越し直後の新しい家具の多い部屋で多く発生しやすいと言われています。
2003年には、建築基準法が改正され、ホルムアルデヒドの発散量規制や24時間換気システムの設置が義務付けられました。しかし、シックハウス症候群の原因は、他にも様々な化学物質により発症し、現在でも国内100万人を超えるとも言われています。

なぜ春に注意が必要?

春は気温が上がり始め、化学物質の揮発が進みやすくなる時期です。また、新生活の準備のために新しい家具やカーテン、カーペットを購入することも多く、それらの製品からも化学物質が放出されます。さらに、新築やリノベーション物件に引っ越す場合、空気がこもっていることが多く、換気が不十分なまま入居することで、濃度の高い室内空気を長時間吸い続けてしまうこともあります。

特に小さなお子さんや高齢者、アレルギー体質の方は影響を受けやすいため、注意が必要です。

引越し前後にできる対策

■ 換気を徹底する

入居前にできるだけ長時間、窓を全開にして換気を行いましょう。暖かい日中に数時間換気するだけでも、室内にこもった化学物質の濃度を大きく下げることができます。扇風機などで空気の流れを作ると、さらに効果的です。

■ 空気清浄機の導入

高性能のフィルターを搭載した空気清浄機は、ホルムアルデヒドやVOCの除去に効果があります。引越し直後から使用することで、室内環境を整える助けになります。

換気

■ 家具・インテリアの選び方に注意

組み立て家具やカーペット、カーテンなどからも化学物質は放出されます。なるべく「低ホルムアルデヒド」表示がある製品を選んだり、使用前に陰干ししてから設置するのが望ましいです。

■ 観葉植物を取り入れる

一部の観葉植物(例:サンスベリア、アレカヤシ、ポトスなど)は、空気中の有害物質を吸収する働きがあるといわれています。インテリアとしても人気の植物を活用して、自然の力で空気環境を整えるのもおすすめです。

■ 体調の変化に敏感になる

引越し後に体調の違和感を感じた場合は、住まいの空気環境が関係している可能性もあります。「なんとなく体がだるい」「目がチカチカする」などの症状が続く場合は、無理をせず医療機関を受診し、必要に応じて住宅環境の見直しも行いましょう。

快適な新生活には「空気の質」も大切に

新しい生活のスタートは、できるだけ健康で快適なものにしたいですよね。つい見た目や立地、家賃などに目が向きがちですが、長く過ごす空間だからこそ「空気の質」も重視すべきポイントのひとつです。

シックハウス症候群は、正しい知識とちょっとした工夫で予防が可能です。これから新生活を迎える皆さんが、安全で心地よい住環境を手に入れられるよう、空気にも少しだけ目を向けてみてはいかがでしょうか。

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